暗剣白梅香(あんけんはくばいこう) ’89年7月12日放送
【あらすじ】
天明8年。平蔵は火盗改め長官の職を解任されますが、江戸市中に多発する辻斬り探索のために復職。そしてある夜、”白梅香”という香油を体につけた辻斬りに襲われますが、危うく難を逃れます。
辻斬りの名は、金子半四郎。彼は香具師の元締・三の松平十によって、平蔵殺しを依頼された、刺客でした。
【見どころ】
第1話にふさわしく、平蔵の人柄、剣の冴えなどを存分に見せています。特に京極備前守に、仕事への思いを語る場面は見せ場。
今は亡き牟田貞三さんが、森為之介役で出演。
【ポイント】
原作には、金子と平十の橋渡しをする口入屋・丸太橋の与平次は登場しません。
また、ここで金子の人柄を変貌させる、要の役となる女郎・おえんも、TVのオリジナルキャラクター
脚本=小川英 監督=小野田嘉幹
出演=平蔵 久栄、佐嶋、酒井、忠吾、伊三次、小柳、沢田、山田、竹内、山崎、金子半四朗(近藤正臣)、京極備前守(仲谷昇)、利右衛門・森為之介(牟田貞三)おえん(西川峰子)、三の松平十(中村又五郎)、丸太橋の与平次(中田浩二)、甚兵衛(芝本正)